Fri
04/18
2008
土砂に埋もれても-3

今日も懲りずにタンポポで;
明日は時間があるので雨が降らなければっ!違うものをっゞ(≧∀≦)/
・・という事で昨日の続きでするっ;
多分、次で終わるかな(?)とv
***
「どうって事ないって!」
その額に大粒の汗を滲ませ強張った笑いをモンにむけるポウですが、歩くのは辛そうで砂利道をよろよろと今にも倒れそうです。
「お前、どうって事ないって事ないだろうがっ!!」
モンが無理やりポウをホームの下まで引き摺り足を調べました。幸い大事には至らなかったのですが元々、左足の指が1本無いポウにとっては休養が必要と考えたモンはポウに言い渡します。
「お前は最近、ろくに食べもしねぇ、寝もしねぇ、少し休んでろ。おいらがこのチビどもの面倒ぐらい見てやるよ。なぁに心配するなって、
何かあったら、お前を起こすから。」
そう言うとくるりと踵を返し、さっさとすみれ達の方へと行ってしまいました。
「サキ、チビ、何かあったら俺様に言え。だがな、俺様はポウと違って面倒な事は嫌いなんだ。本当に助けて欲しい時だけ言うんだぞ。」
サキはモンをちらりちらりと、見ながら呟きます。
「ポウはいつもお歌、歌ってくれたのに・・・。」
「お前なぁ・・電車の音だって慣れれば、子守唄に聞こえるだろうが。」
呆れ顔のモンにノブは嬉しそうに答えています。
「うん!僕は子守唄になんか聞こえないけど、なんか楽しくなってくるよ。」
「ははっ、チビは神経図太そうだからな。」
「チビじゃないよっ、ノブ!直ぐに君をチビって呼ぶんだから。」
「分かった、分かった。俺様は昼寝の時間だ。何かあったら声、かけろ。」
言うが早いか、モンはそのままノブのすぐ隣で居眠りを始めてしまいました。
やがて、泣き叫ぶサキとそれを慰めているノブの声でようやく目が覚めたモンは視点の定まらない眼でノブをぼーっと眺めます。
「お姉ちゃんが大変なんだよ!葉が一枚、石の下敷きになって痛いんだって。」
モンが下を見ると、そう言うノブも一枚とは言わず二枚も三枚も下敷きになっているではないですか。
「お前は・・痛くないのか?」
「そりゃ痛いよ。でも、もう慣れたし、キリがないから・・実はこの葉、もう感覚が無いんだ・・また新しい葉を生やせば良い事じゃない?」
「おーいサキ、今の聞いたか?新しい葉を生やせば良いそうだ。それにお前はまだ、たくさん葉を持っているじゃねぇか。いちいちそんな事でピーピー泣くなよ。」
自分より小さなノブが平然としている姿を見たせいか、いつもは慰めてくれるポウがいなかったせいでしょうか。サキはそれっきり泣くのを止め、押し黙ってしまいました。ふと駅の金網の外を見ると広い空き地が目に留まりました。タンポポ達やシロツメクサがたくさん咲いてモンシロチョウが飛び交い、みんなとても楽しそうです。
(どうして私だけこんな所にいなくちゃいけないんだろう。仲間もいない・・毎日、大きな音と石に怯えて、痛い思いをして、冷たくされて・・きっと咲いても何の意味もないのに。)
ぼんやりとしていくうちにサキの茎は段々と細く透き通る様になっていき、風が吹くと折れそうになる程に儚げなものになっていくのでした。
口ではああは言ったものの、モンは気が気ではありません。一生懸命水を口に含んでは話しかけるフリをして、サキの元へと運んでいくのですがサキの顔には一向に笑顔が戻らず、遠く空き地ばかりを見つめています。
ある風の強い日、ホームに落ちた空き瓶が運悪くサキに直撃しようとし、ホームにいたモンが飛び降りて瓶に体当たりをしました。瓶はモンの肩に直撃し、モンは大けがを負います。
「モン?モン!!」
サキは泣きながら叫び続けます。
「・・つっ!どうってこたぁねぇよ・・なぁサキ、お前のお袋さんは茎が折れてもお前を飛ばすまではと生き続けたそうだ・・ポウも何よりもお前を大切に思ってる。お前はどうあっても、生きなきゃなんねえんだよ!見たくれ悪いが俺達、仲間じゃねぇか。」
「そうだ!お姉ちゃんにはオイラも付いてるって。」
今ではサキよりも背が高くなったノブが少し恥ずかしそうに笑顔を浮かべ、その葉を大きく振っていました。
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拍手、拍手コメント、ありがとうございました♪
日溜まりの様に温かさがじわじわとっゞ(≧∀≦)/
以下、4/17の拍手コメント返信です((´∀`*)/
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京卯子さん♪
忙しい中、来て頂き、ありがとうです((´∀`*)/
風邪も流行っている様なので体を壊さない様にですv
写真を拝見し、もしかして
意外と京卯子さんと家が近いかもとっ♪(ちょっと顔がニヤけてしまいっv)
花も段々と、咲いてきてようやく北にも春が到来ゞ(≧∀≦)/
またお時間ある時にでも是非、お寄り下さいませv
いつでもお待ちしてま〜すゞ(≧∀≦)/



