Fri
04/18
2008
土砂に埋もれても-2

一応タンポポです;(ちょっと分からない(><)
いろいろ咲き出している様なので、今週末は天気が良ければっ♪
・・という事で、昨日の続きで^^;
全体的に詰まりましたっ(泣)
土砂に埋もれても-(2)
(あの時、私がぼーっとしていたせいで、私なんかっ!)
二人の前では気丈に振舞ってはみたもののさすがに一人になると涙はとめどなく溢れます。
しかし泣いてばかりはいられません。とにかくこの状況を母親である、すみれ達に話し相談するしかないのです。
「すみれさん、ごめんなさいっ!!私の不注意のせいで、線路の中にすみれの芽が生えてしまったの・・・。」
顔を見合わせるすみれ達に、まだ濡れた目をそれでもしっかり見開く様に、ポウはすみれの芽の形やもう根が張ってしまってしまった事を
ゆっくりと話し始めました。話し終えたポウの嘴は幾分、震えていましたがそれでもじっとすみれ達の答えを待っています。やがて一番大きな株のすみれが口を開きました。
「ポウちゃん、例え日の光が当たり柔らかく肥えた土地に蒔かれたとしても、育たないものも出てくるもの・・運の良い悪いもあるけれど大事なのは
本人の生きたいと思う力なの。その子が生きたいと思うならば例え線路というものの中でも生きられるわ。」
「そうよポウちゃん、だからあまり自分を責めないで・・そして時々、様子を伝えに来てね。」
すみれ達は口々に言い始めます。と、突然
「あなた達!そんな無責任なこと言わないで!」
奥からほっそりとした紫色の綺麗な花を咲かせたまだ小さな株が悲鳴に近い声を上げました。
「多分、その子は私達の妹・・昨年、石で茎を折られたママは妹達を飛ばす為だけに、その想いで必死に生き続けたの!!妹が死んだら承知しないからっ!
妹も!そしてあなたも!!」
「ごめんなさい・・本当にごめんなさいっ!必ず守ります、妹さんは・・。」
耐え切れなくなったポウは俯いたまま逃げる様に翼を広げ去っていこうとした時、紫色のすみれの姉妹でしょうか、先程のすみれよりも
やや大きめな株が穏やかな声でポウを引き留めます。
「ポウさん、妹が失礼な事を・・ごめんなさい。きっと天から母様が妹を見守ってくれてます。大丈夫、母様の子だものきっと・・」
そう言って、慰める様に優しく微笑みかけますが、ポウの自分を責める気持ちは強くなる一方でした。目に涙をいっぱい溜めて
「何が出来るか分かりませんが頑張ります。」
それだけ言うと一礼して、一目散に駅のホームへと帰って行きました。
ホームの下で昼寝をしていたらしいモンは、ポウの羽根音が聞こえると大きな伸びをするフリをしてポウをこっそりと見つめます。
「よう、遅かったじゃねぇかって、どっどうしたっ!お前、何か目ぇ腫れてんじゃねぇか?」
「大丈夫、何でもないよ。」
そしてポウはモンを見ずにさも楽し気に嘴を鳴らし、すっーとモンの所から離れました。慌ててモンが付いていくとすみれの芽に近づき、
芽の近くの小石を除けながら話しかけています。
「何か欲しいものはない?何処か痛いところがあったら何時でもいうんだよ?そうだ、名前を付けないとね・・
花が咲く様に‘サキ’っていうのはどうかな?」
毎回毎回、ポウは電車が来る度に小石を除け、その音で泣き出したサキに子守唄を歌っては慰めていました。
そしてサキからの要求もどんどんとエスカレートしたものになっていくのです。
「ポウちゃんお話しして!」
「ポウちゃん電車が怖いよ〜傍にいてよ!」
ポウは日に日にやつれ、モンと冗談を言う事も段々となくなってきました。見ていられなくなったモンがいくら忠告してもゆっくり首を振り
「元はと言えば、私のせいだから。」
「んな事はわかってるって、でもお前のやってる事はサキの為にも良くねぇよ。俺やお前が居なくなっちまったら、あいつは一日と持たないぜっ!
・・?げっ・・サキの近くにある小さいのってひょっとすると・・またサキの同類じゃねえのか」
よくよく見ると、若干形が違うようですがとても小さな芽がホームの下に生えています。ポウもへなへなとその場に座り込んでしまいました。
気を取り直してモンとポウが近寄ってみると、とても小さな芽がニコニコと笑いかけてきます。
「今のビューンは楽しいよね。何か凄い大きな音がしてさっ!そしてとっても大きな物がゴォーッて!」
モンはお腹を抱えて笑い出し、
「小さいのに、いい度胸だ!よし、この俺様が命名してやろう、すくすく伸びる様に‘ノブ’はどうだ?」
「うん!僕、直ぐに君より大きくなるよ。」
「面白い坊主だな、おーいサキ、お前も少しはこいつを見習え!」
むくれ顔のサキを見て、おろおろするポウを尻目にモンは一人、にやりとするのでした。
ある日のこと、いつもの様にポウが小石を除けていました。と対向車線の特急から運悪く、小石がポウの左足を直撃します。
「ポウ、大丈夫か!!」
モンが慌ててポウの傍に駆け寄って行きました。
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拍手、拍手コメントありがとうございました♪
詰まっても、時間なくても頑張れまするっゞ(≧∀≦)/
以下、4/17拍手コメレスです((´∀`*)/
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ミレアさん♪
ありがとうです〜っゞ(≧∀≦)/時間ないのに連作2本やってどうするんだよ・・私(失笑)と相変わらず勢いだけなのですが・・;人間よりも動物の方が楽チンポンになりつつw
ミレアさんの連作はやはりあの場面で深く掘り下げるのと無いのでは、その後の展開で全く深みや重みが違う作品になると((´∀`*)/なので私はとってもとってもミレアさんは凄いとvv←真夜中の虹で結局、掘下げ大失敗した故に(涙)本当にきついですv掘り下げるのは・・まるで底なし沼の様だ(涙)
草野さん良いですよね(うっとり)モーニングv何処からか入手したひよ〜vv



